読了:十角館の殺人

「たった一行でどんでん返しが起こる」と言われて読み始めたミステリ小説。

タイトル:十角館の殺人
著者:綾辻行人

本当にたった一行でひっくり返りました笑

ミステリー好きなら一度は読んでおきたい作品として名前が上がることが多く、以前から気になっていた一冊。
読み始める前に気を付けていたことは、できるだけ何も知らない状態で読むことでした。

読み終わってみて思ったことはやっぱり何も知らずに読んでよかったです!

今回はネタバレを絶対に避けてこの作品の魅力について書いていきたいと思います。

 



『十角館の殺人』はどんな話?

物語の舞台となるのは、九州の孤島・角島。

そこには、かつて建築家・中村青司が建てた「十角館」と呼ばれる奇妙な館があります。
十角形の建物という特徴的な造りから、その名前が付けられた十角館。

そこへ、大学のミステリ研究会に属するメンバーたちが訪れるところから物語が始まります。
彼らがこの島を訪れた目的は、単なる観光ではありません。

島には、かつて起きたある事件の記憶が残されていました。
そして、孤島という閉ざされた環境の中で、少しずつ不穏な空気が漂い始めます。

一方、島の外でも、過去の事件に関係する出来事が進行していきます。

孤島に集められた複数の人物。
外部との連絡が容易ではない閉ざされた環境。
そして、次第に明らかになっていく過去の事件。

「いったい、島では何が起こるのか」

そんな疑問を抱えながらページをめくっていくことになるでしょう・・

とにかく館の雰囲気がいい

現実の日常から少し離れた場所にある、不思議な建物。
そこに複数の人物が集まり、何かが起こる。
十角形という特徴的な構造が、想像力を掻き立てられて、作者の意図とは違った想像をしてしまい、読み進めるたびにどうなるのだろうとゾクゾクドキドキさせられました。

ミステリ研究会のメンバーたちは本名ではなく、海外の有名なミステリー作家から取ったニックネームで呼び合います。
「エラリイ」「ポウ」「カー」「アガサ」など。
最初は誰が誰だか覚えられずでした・・
ノートに名前と特徴をメモっていき、「この人の発言は怪しい」とか自分なりの推理をしながら読み進めることができるのがすごく楽しい一冊でした。

ネタバレなしで紹介する難しさ

ミステリー作品って、面白いポイントを詳しく説明しようとするとどうしてもネタバレにつながってしまう・・

特にこの本は「ここがすごい!」という説明をすることが本当にできない。

もしまだ読んでいない方がいましたら、レビューをたくさん読んでからこの本を読むより、「まずは読んでみて」と伝えたい。

ミステリー初心者でも楽しめる

本格ミステリーなので、難しそうなイメージを持っている方もいるかもしれません。(いないかもしれません)

たしかに私もこの本を紹介された時に、本の厚さとかで「難しい作品なのかな?」と思っていましたが、実際に読んでみると、あっという間に読み進めてしまうくらい物語にすぐ引き込まれるので安心してください。

おわり

ただただ、最高な作品でした。

物語の最後の余韻がまだまだ心をこの作品に留めさせられる感じがたまらなく良かった。
「誰かとこの本の感想会をひらきたい」そう思える一冊でした。

読み終わった後にこそ、色んな人のレビューを読んで「ここはこういうことか」と自分を名トックさせてあげたいと思いました。

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